名無しの考察記

オクトパストラベラーのストーリー考察ブログ

コブルストンの村とオルベリクさん

 オルベリクのストーリーは本当にかっこよくて好きなシーンの連続でした。
 その中の一つをご紹介します。

 

 ヴェルナーを倒した後、オルベリクは世話になったコブルストンの村に帰ります。
 集まった村人が帰ってきたオルベリクを迎え入れる時、一人の青年が両手を上げて

「オルベリクさーん」

 とオルベリクの名前を呼ぶシーン。

 

 オルベリク編のラストカットとなるこのシーンが僕は本当に好きです。
 特に名も無き青年がオルベリクの名前を呼ぶところ。ここで敢えて「バーグさん」と呼ばせず「オルベリクさん」と呼ばせるのが最高に好きです。
 説明は不要かもしれませんが、かつて剣の意味を失ったオルベリクはこのコブルストンの村で「バーグ」と名を変えて用心棒をしていました。そのため村の人々にとっては「バーグさん」の方が馴染みが深いはず。
 にもかかわらず、バーグさんと呼ばずに敢えてオルベリクさんと呼ぶ。
 これは村の人々が「自分達にとってのオルベリク」(=バーグさん)ではなくオルベリクという一個人を受け入れているからに他なりません!
 バーグさんと呼ぶのもそれはそれでいいのですが、どうしても薄っぺらい印象を抱かせます。
 剣の意味を取り戻したオルベリクの帰還です。それを迎える村人側も、オルベリクという人間を真に受け止める必要がある。それにはオルベリク呼びしかないのです。


 些細なシーンですがこういう細かいところまで丁寧に作り上げるスタッフの方には脱帽です。

 

オルステラ大陸の国々

 冒険の舞台となるオルステラ大陸には様々な国家が存在します。ただしゲーム中では特に言及されないので国というものの存在感は薄いです。

 

 オルステラ大陸8つの地方にあった主だった国の変遷について少しだけまとめました。なお、ウッドランド地方には大きな国家がなかったようです。

 注)あくまで主だった大国にのみ焦点を当てていますここに挙げた以外の国がなかったわけではありません。

 

ホルンブルグ王国成立前
・フロストランド:
・フラットランド:八部族が割拠する時代
・コーストランド:グランポート王国
・ハイランド:ベルンシュタイン王国、グラナート王国
・サンランド:フェリエン王国の属州
・リバーランド:フェリエン王国
・クリフランド:フェリエン王国
・ウッドランド:

ハイランド地方に存在する二国の戦いでフィニスの門が開かれました。なお同じ年にコーストランド地方のグランポート王国がフラットランドに侵攻する事件も発生しています。ハイランド地方とコーストランド地方は隣り合ってますから、関係がないわけないでしょう。

 

約210年前ホルンブルグ成立後
・フロストランド:聖火教皇
・フラットランド:ウォルド王国
・コーストランド:各都市の自治(グランポート王国滅亡)
・ハイランド:ホルンブルグ王国(グラナート王国の後継国家)
・サンランド:フェリエン王国の属州
・リバーランド:フェリエン王国
・クリフランド:フェリエン王国
・ウッドランド:

ホルンブルグの初代ベオウルフ王はフェリエン王国の第二王子でしたから、この頃のフェリエン王国は大陸8地方の内4つまでもを影響下に収めていた事になります。

 

約150年前フェリエン王国の分裂
・フロストランド:聖火教皇
・フラットランド:ウォルド王国
・コーストランド:各都市の自治
・ハイランド:ホルンブルグ王国
・サンランド:12部族が割拠する時代
・リバーランド:リーヴェン王国(フェリエン王国から分裂)
・クリフランド:エドラス王国(フェリエン王国から分裂)
・ウッドランド:

超大国フェリエン王国が分裂しました。後にこの二国の間で戦争が勃発しオフィーリアが孤児となります。

 

約100年前
・フロストランド:聖火教皇
・フラットランド:ウォルド王国
・コーストランド:各都市の自治
・ハイランド:ホルンブルグ王国
・サンランド:トライブリア連合王国(12部族の和解)
・リバーランド:リーヴェン王国
・クリフランド:エドラス王国
・ウッドランド

この頃に黒曜会が結成されます。

 

ホルンブルグ滅亡
・フロストランド:聖火教皇
・フラットランド:ウォルド王国
・コーストランド:各都市の自治
・ハイランド:各領主間の睨み合い(ホルンブルグ滅亡)
・サンランド:トライブリア連合王国
・リバーランド:リーヴェン王国
・クリフランド:エドラス王国
:ウッドランド:

本編スタートの8年前です。以後情勢の変化はありません。

シメオンあれこれ

シメオンについての基礎情報をまとめました。あくまで主観です。

・永遠の命を持つ
・プリムロゼに惚れている(出会った当時彼女はまだ12歳)
・惚れた女性を刺す
・惚れた女性に殺される
・他人の人生が崩壊するのを見て少しだけ生の実感をわかせる(本人談)
・この世にあるのは苦しみだけ(本人談)
・黒曜会の創設に関わっている
・黒曜会の大幹部「カラスの首筋」
・黒曜会の目的はフィニスの門。シメオンの目的もフィニスの門か?
・マシューの事は仲間にも秘密
・エバーホルドにあったウェントス王朝の弟王子
・兄王子との権力闘争の末王朝は滅亡。この闘争にシメオンが積極的だったかは明かされていない
・子孫とされる人物がいる→妻を娶り子を成した
・かつて自分が継ぐはずだったエバーホルドの城塞を買い取り大劇場に改装
・お芝居大好き
・劇の脚本を書いたりしている
・プリムロゼのためにも脚本を書くが「貴族娘の恋を描いた取るに足らない話」などと言う
・その劇でプリムロゼと自分に永遠の愛を誓わせる
・総じて何がしたかったのかがわからない

はじめに

オクトパストラベラーというゲームにはまったのでストーリーや世界観について書いていこうと思います。

 

特にシメオンについては色々と考える事が多いので、文章がまとまり次第

シメオンブログになると思われます。